感情のニュアンス

音声分析

音声には、音を出したときの口の動きや話者のエネルギー状態など、話者が音を出した時に何をしていたかについての豊富な情報が含まれており、そこから顔の表情を推測することができます。これは一種の「逆問題」であり、観察された結果(音)から原因(話者)を再構成します。この反転の最初のステップとして、弊社の特殊な音声分析アルゴリズムが音声内の音響イベントを検出し、口や顔の適切な種類の動きを追跡します。弊社のアルゴリズムはあらゆる音声に対応し、録音条件全体にわたって安定しています。

統合を確立

弊社が事業を始めたとき、音声技術とコンピュータグラフィックスの分野はまったく別のものでした。そこで弊社では、音声認識とその他の音声処理アルゴリズム、人間の行動モデリング、物理モデリング、および3Dアニメーションをモジュール式に統合して、「Carnival」を構築しました。この統合プラットフォームが、すべてのソフトウェアシステムのバックボーンを提供しています。スピーチ・グラフィックスのアプリケーションは、コアとなるCarnival APIと、幅広いアルゴリズムを具体化する処理コンポーネントの増え続けるインベントリに基づいて構築されています。Carnivalとそれに関連するソフトウェアアーキテクチャについては、IEEE Computer Graphics and Applications誌の2011年9月/10月版で特集されたことがある通り、だいぶ以前から存在していたものなのです。

継続的改善

最高品質のフェイシャルアニメーションを最速で提供するという弊社の取り組みの一環として、弊社のソフトウェアは継続的な機能強化プログラムの対象としています。また弊社のロードマップはお客様と共同で作成されており、お客様にとって最も重要なことに重点を置いています。新しいモジュールとアップデートは、自分に合ったペースで導入できます。